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重心を変えると、身体は動きやすくなります
スポーツにおいてバランスがすごく重要です。
筋肉が偏りをつくる
長い時間の運動。家事などの同じ姿勢。
片方にだけ力が入り続けると、そちらの筋肉だけに凝りが発生することがあります。
影響が一番分かりやすいのは腰です。
代表的な筋肉、大殿筋・中殿筋を緩めることで改善していきます。
ここをカイロなどで温めるだけでも効果的です。
ストレッチはこんな感じ。(痛みのある場合は、しないでください。)
少し左側に重心を載せたい。
でもほんの少しだけ。
ほとんど中心に重心がある状態で、少しだけ左側に重心を載せたい。
こんな注文を時々頂きます。(たまに右側に乗せたいという方もお見えです。でもほとんどが左側)
時には、バランスがおかしい気がするがどこか判らないので合わせてほしい。という注文。
スポーツ選手は最適な状態を体が覚えているようで、そこに合わせることを希望されます。
力が入りにくい
検査で異常はない。でも力がうまく入らない。こんな症状の方もお越しになります。
この場合は、逆に、どうすれば力が入りやすいか?
どの動きがしやすいか?
そこから考えアプローチしていきます。
2つの症状は似ている
「重心」と「力が入りにくい」
この二つは、よく似ています。身体にひずみが生じると、動きにくい部位が出てきます。
スポーツやその方の仕事の仕方により、その歪みの不自然さに気が付かれます。
当院では、この二つに対して同じようにアプローチをしています。
確認しながら
答えが見つけにくく、本人しか分からないスポーツの悩み。
これらに対しては、少しづつ患者さんに不安のないようにすすめていきます。
無理なく安全に。
1番多いのは、疲れを取りたい
やはり、一番多い注文は疲れを早く取りたい。
はやくトレーニングに戻りたい。
筋肉を緩めるだけでなく、その人が動きやすくなるようにバランスを考える必要があります。
当院では、経絡と筋膜、トリガーポイントの要素を取り入れスポーツをなさる方へ施術しております。
胃の疲れに足のつぼ
足のマッサージが効果的
胃の不調に足?
意外に思われるかもしれませんが、これが効果的です。
胃腸の調子が悪いと、検査が重要だと思います。
でも実際には、異常なしと言われている方が多いのも現実です。
食べ過ぎていないのに、朝から胃が重い。胃が重く、食欲がわかない。
今回はこんな方に、おすすめの足のマッサージです。
触る場所は少し違っても大丈夫!
ツボの位置が気になる方もいらっしゃいますが、セルフでするときにはそんなに気にしなくても大丈夫です。
はじめは三陰交
この三陰交というツボは、内くるぶし(足首の内側のでっぱり)から上に指4本分の一にあります。
このツボから、足の裏にかけて丁寧に押していきます。できるだけ優しく指が少し沈む程度。
1,2,3と一か所に3秒づつ。順々に押していきます。上から下まで2往復。
丁寧に、ここを上から下までゆっくりと触ると、痛い部位があるのに気が付つくと思います。
ここは、強くするのではなく痛むか痛まないかギリギリの触り方で15秒ゆっくり押さえます。
次に触るなら 足三里
脛に指をあてて、指を上に滑らせていくと自然に止まる場所が足三里です。
足三里から少しづつ下にずらしながら押していきます。押す方向は、皮膚に対して垂直に押していきます。
ここでも同じように、少し痛む部位もしくはズーンと感じる部位を見つけます。そこを見つけたら、15秒ほど押し込みます。
決して強くせず。痛いか痛くないかのギリギリで押していきます。
参考までに
経穴(けいけつ)部位国際標準化公式会議こんな会議が2006年にありました。
この会議は、中国と日本、韓国のツボの位置が違うから統一しようという会議。
この会議があるという事は、ツボの位置が違ってもその国では治療できたの?しかも、日本の中でも学派によって少しツボの位置が違う。あまり大きな声では言えません。。
神秘的
なぜ効果的なのか?
筋膜のつながりで考えてみると、深前線:ディープフロントライン(DFL)がおなかの中を通ります。
このライン三陰交を通ります。しかも横隔膜も通ります。なので呼吸にも影響を与えると考えられています。
東洋医学的に考えてみると、三陰交は(足の厥陰)肝経、(足の少陰)腎経、(足の太陰)脾経の交わる場所
足三里は(足の陽明)胃経。
読んで字のままに、胃の重要なツボ。
東洋医学的にも、西洋医学的にも重要な場所です。
ストレッチでもアプローチ
足三里は、正座すると伸ばされます。30秒でよいので正座してみるのもお手軽なのによく効くストレッチです。
ヨガの鳩のポーズ
この姿勢は、大変効果的です。