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胃の疲れに足のつぼ
足のマッサージが効果的
胃の不調に足?
意外に思われるかもしれませんが、これが効果的です。
胃腸の調子が悪いと、検査が重要だと思います。
でも実際には、異常なしと言われている方が多いのも現実です。
食べ過ぎていないのに、朝から胃が重い。胃が重く、食欲がわかない。
今回はこんな方に、おすすめの足のマッサージです。
触る場所は少し違っても大丈夫!
ツボの位置が気になる方もいらっしゃいますが、セルフでするときにはそんなに気にしなくても大丈夫です。
はじめは三陰交
この三陰交というツボは、内くるぶし(足首の内側のでっぱり)から上に指4本分の一にあります。
このツボから、足の裏にかけて丁寧に押していきます。できるだけ優しく指が少し沈む程度。
1,2,3と一か所に3秒づつ。順々に押していきます。上から下まで2往復。
丁寧に、ここを上から下までゆっくりと触ると、痛い部位があるのに気が付つくと思います。
ここは、強くするのではなく痛むか痛まないかギリギリの触り方で15秒ゆっくり押さえます。
次に触るなら 足三里
脛に指をあてて、指を上に滑らせていくと自然に止まる場所が足三里です。
足三里から少しづつ下にずらしながら押していきます。押す方向は、皮膚に対して垂直に押していきます。
ここでも同じように、少し痛む部位もしくはズーンと感じる部位を見つけます。そこを見つけたら、15秒ほど押し込みます。
決して強くせず。痛いか痛くないかのギリギリで押していきます。
参考までに
経穴(けいけつ)部位国際標準化公式会議こんな会議が2006年にありました。
この会議は、中国と日本、韓国のツボの位置が違うから統一しようという会議。
この会議があるという事は、ツボの位置が違ってもその国では治療できたの?しかも、日本の中でも学派によって少しツボの位置が違う。あまり大きな声では言えません。。
神秘的
なぜ効果的なのか?
筋膜のつながりで考えてみると、深前線:ディープフロントライン(DFL)がおなかの中を通ります。
このライン三陰交を通ります。しかも横隔膜も通ります。なので呼吸にも影響を与えると考えられています。
東洋医学的に考えてみると、三陰交は(足の厥陰)肝経、(足の少陰)腎経、(足の太陰)脾経の交わる場所
足三里は(足の陽明)胃経。
読んで字のままに、胃の重要なツボ。
東洋医学的にも、西洋医学的にも重要な場所です。
ストレッチでもアプローチ
足三里は、正座すると伸ばされます。30秒でよいので正座してみるのもお手軽なのによく効くストレッチです。
ヨガの鳩のポーズ
この姿勢は、大変効果的です。